幼い子供達は、バランスのとれた自然で自由な動きをしています。ところが成長して、大人になるにつれて、様々な癖や、不必要な緊張を身につけてしまい、からだ本来の持っている機能を妨げてしまいます。

何かをやろうとしたときに、必要以上に力んだり、緊張したりするのが習慣になってしまうと、その結果、からだに痛みや疲れを感じたり、姿勢が悪くなったり、何度も同じ失敗を繰り返したりしてしまう・・ということが起こってきます。

アレクサンダー・テクニックは、普段なにげなくしている自分のからだの使い方や、行動、考え方などをあらためて見つめることによって、いつの間にか身についてしまった心とからだの習慣を認識し、より適切な自分自身の使い方を学ぶ方法です。