私は絵を描いているのですが、作品づくりに役立てばと思い、アレキサンダー・テクニックを習い始めました。
一年半あまり経った今、絵のタッチに幅が出てきただけでなく、体調が良く疲れにくくなったり、視力が上がったり、自分の身体全体に影響が出てきたことを実感しています。
即効性はないけれども、続けていく内に、有り得ないと思っていた変化をもたらしてくれたこのテクニックを、これからも学び続けていくつもりです。

（S.Iさん 男性 美術講師・アーティスト）

もともと硬直しがちな体質な上に、より強い表現をしようとすればするほどますます緊張してしまう自分の肉体に悩んでいました。
自分なりに色々なシステムを勉強してはみましたが、なかなか解決できずにいたところ、その原因は首の硬直にあると言う、「コロンブスの卵」のような理論に出会い、まさに「目からウロコ」でした。

習い始めて4ヶ月ですが、かなり自分の悪い肉体的習慣から脱出できるようになりました。
おかげさまで弦楽四重奏の仲間にはびっくりされるくらい、音、リズム、聴覚、バランス感覚等が向上し、自分自身、アンサンブルをやっていてもますます楽しくなるし、今までとは天国と地獄のような違いです。（あくまで私の変化の範囲内での話ですが。）

その上、肩こりはほとんどなくなるし、視力は0.7からなんと両眼とも1.2に向上してしまいました。さらにカエターノ（ブラジルのNo.1ポップス歌手）に似てますねなどと言われたり、まったくいいことずくめです！おそらく顔、首を中心とした気や血行の循環が良くなった為ではないか思っています。

乃里子先生はとても明るく聡明な方で、無理なことは一切させず、私の能力、理解度に合わせて、指導してくださいますので、レッスンがいつも本当に楽しみです。
アレキサンダーの面白いところは、いわゆる修行ではないし、ちょっと意識さえ持てばどんどん自然に楽になっていって、それが戻ってしまうことが無いことです。
何かまるで使用前、使用後のコメントのようになってしまいましたが、以上、私の率直な感想です。

（Mr.M アマチュア チェリスト 54歳）

私は、昔から転んだり、つまづいたりしやすく、しょっちゅう足首をひねったり、時にはひざや腰をいためたりしていました。
自分では、それは足が小さいのに、体重が多いせいだと思っていましたが、つまづいた拍子に左足首の靱帯を損傷してしまい、そのリハビリを兼ねて、松本先生のアレクサンダーテクニックのレッスンを受けてみたところ、自分が通常の生活において気が付かないうちに、いかに体に無理をかけていたかを知ったのです。

初めてのレッスンで、本来あるべき無理のない姿勢をとったときの、体が大分傾いでいるような感覚は、衝撃的で今も忘れられません。
その後、週１回ぐらいのペースでレッスンを続けてきましたが、左足首の後遺症が残らなかったばかりか、毎月生理前後にどうしようもないくらい重かった腰の鈍痛も消えました。
また、松本先生のわかりやすい具体的な説明で、レッスン中ばかりでなく、日頃から気をつける習慣ができたおかげで、驚いたことに転んだり、つまづいたりすることもほとんどなくなりました。今では、先生のレッスンを会社で疲れた体を癒す楽しい時間と思い、楽しみにしている私なのです。

（Y.Iさん 女性37歳 会社員）

おもしろくなくなったら行くのをやめようと思っていたが、そんな日は来ないまま数年経ってしまった。何がそんなにおもしろい（興味深い）かといえば、考えや思っていることと身体との結びつきについていろいろと体験できることだと思う。

動きの中でワークしていくところは特に気に入っている。例えば「立つ・座る」という動きを通してワークするとする。身体と思い（など）がうまく一致すると、私にとっては、生き生きとして心地よく中身の濃い体験になる。一方、かみ合わない時は自分の思考や思いのしこりに出会うことになる。いつもはどんな風にしているかについてクリアになったり、思いもよらない制限をしていることに気づいて驚いたりするのも楽しい。

レッスンは、どこか遠くにある正しいことややり方にあわせるのではなく、もうすでに私たちの中にある力や知恵に気づいていく作業のように思える。（思わせてもらっているのかもしれないが。。）はじめに変化をねらったわけではなかったが、そういう作業を続けるうちにいつのまにか変化していたこともある。以前は片足で立とうものならグラグラと揺れたものだが、今はそれほど不安定でもないと思う。少し力強くなった感じもする。

まだまだ気づいていないこと、発掘していないものがたくさんありそうなので当分ワークを楽しめそうだ。

（Y.Sさん 女性）

ある日書店でアレクサンダー・テクニックの本をふと手にし、その内容に思わず引き込まれました。「身体の使い方」についてこんなに具体的に書かれた本は見たことがなかったからです。
子供のころから「姿勢を正しく」と言われてきましたが、具体的にどうすれば良いのかは誰も教えてくれなかった気がします。
職業上、細かい作業や無理な姿勢、力仕事をする機会が多く肩こり、疲労感に悩まされており、何か解決策があればと思い松本先生のお世話になることにしました。

結果は予想以上。本を読むだけでは実感できない「邪魔をしない」というアレクサンダーの身体の使い方を体験すると、痛みが取り去られるだけでなく、身体を動かすことが楽しくなります。おまけにウエストと背中の贅肉が落ちてびっくり。今まで使っていなかった筋肉が鍛えられたおかげでしょうか。

自分のパフォーマンスに納得のいかない方。もっと仕事を楽しくやりたい方、日常生活をハッピーにしたい方は是非体験してみてください。

（E.Sさん 女性 医師）